内科｜神戸市長田区のオタニ動物病院

食事の直後や食後数時間経ってからの嘔吐、泡のような胃液の嘔吐は脱水症状や胃腸炎を引き起こす可能性があります。
また拾い上げられないほどに柔らかい便の出る下痢や数日続く下痢、排便の度に症状の悪化が進む下痢、慢性的な食欲不振や突然の原因不明な食事の拒絶がみられる場合はすぐに健康診断を受けてください。

くしゃみや透明な鼻水、緑色がかった鼻水がでる場合は早急に動物病院を受診してください。
くしゃみや鼻水は単なる風邪の可能性がある一方、深刻な伝染病の症状の一つでもあります。多頭飼いの場合、家庭内で感染が広がる可能性もあるため注意が必要です。
また犬も人間同様に花粉症やアレルギーを発症しくしゃみが続く時期もあります。

目の赤み、かゆみ、目やに、目が開きにくい、涙焼けがひどいなどの症状がある場合は早急に動物病院を受診してください。
ペットが目に違和感を覚えると、前足や爪で眼球や目元を傷つけてしまう危険があります。
衝突やケガによる目のトラブルは応急処置が必要になることもあるため、動物病院に連絡の上指示を受けてください。

健康な犬猫は、平均して食事と同じ回数の排便があります。もし排便や排尿の回数が少ない、多い、排便・排尿時に痛そうにしている、数日間排便・排尿が無い、排便が自力でできない、尿や便に血液や粘膜が混ざっている、普段と違う強い臭いがする、白い粒状の異物や糸状の異物が便に混ざっているという時は動物病院へご相談ください。

かゆみや脱毛、湿疹など皮膚トラブルの症状や原因は多岐に渡ります。
ペットフードが原因で起こる食物アレルギーは、多くのペットが抱える深刻な症状の一つです。
感染性の皮膚トラブルは治療が遅れると症状が全身に広がり、他の犬や猫に感染する危険性もあります。
動物病院で原因を突き止めるための検査を受け、早急に適切な治療を始めましょう。